ポスティングスタッフは1日にどれくらい配布出来るの？

ポスティングスタッフは1日に何枚くらい配布出来るの？

ケイ・アンド・パートナーズには、現在259名のポスティングスタッフ（チラシ配布員）が13支店に在籍しており、老若男女かまわずにチラシを配布していただいております。

ここでは、彼らの2023年4月の一カ月の配布履歴から、配布枚数に関する統計を出して、配布員の一日の配布枚数について分析してみました。

2023年4月の配布統計

・配布回数（サンプル）：4450回

・1出勤あたりの平均配布枚数：2,338枚

配布するエリアによって、1日の配布枚数が変わる！

平均で見ると1日に約2400枚を配布するとの結果ですが、実際に各スタッフの配布履歴を見ると、同じ人でも1500枚配った日もあれば、別の日には3500枚配った日もあります。

ポスティングでは、一般的に「ポストにチラシを入れる」行為より、「ポストから次のポストへ移動する」行為の方が時間がかります。

そのため、集合住宅が多く戸建の少ないエリアでは、配布するスピードが速くなり、逆に戸建てが多く、集合住宅の少ないエリアでは、配布するスピードが遅くなります。

ケイアンドパートナーズでは、各配布エリアの難易度を以下の基準でランク付けを行っております。

つまりAAのランクが一番配布が簡単で、CCCCのランクが一番配布が難しくなります。

では、各エリアランクでの1出勤毎の配布枚数は、どう違ってくるのでしょうか？

これも2023年4月の一カ月間の配布統計から見てみます。

予想通り、簡単なランクほど、一日の配布枚数が増加している事が分かります。

つまり、1日に何枚配布出来るのかは、配布するエリアの配布難易度によって変わる事が分かりました。

1時間当たりで何枚くらい配布してるの？

今までは1日の配布枚数を見てみましたが、1時間毎の配布枚数を統計でみてみるとどうでしょうか。

同じく、配布難易度が低いエリアでは1時間の配布スピードが多く、配布難易度の高いエリアでは1時間の配布スピードが遅いという結果になりました。

　　　　　　　※2023年4月23日～29日の一週間の配布履歴を参照

じゃあ配布難易度の低いエリアで仕事した方が稼げるのでは？

今までの結果からみると、一番配布が簡単なエリア（AA）は1日で2,963枚配布しているのに対し、一番配布が難しいエリア（CCCC）は1日で1,488枚しか配布出来ておらず、AAエリアでの配布枚数がCCCCエリアでの配布枚数のほぼ2倍となっています。

これだと、難しいエリアに行かされる配布員はあまり配れずに、優しいエリアに行かされたスタッフと比べて給料に差が出てしまいます。

ケイ・アンド・パートナーズでは、この問題を解消するために配布するエリアのランクによって、ボーナスの報酬をスタッフへ支給しております。そのため、難しいエリアでの配布でも、簡単なエリアでの配布とで稼げる給料がほぼ変わりません。

チラシのサイズでも配布枚数は変わるの？

もし、配布するエリアの難易度で、配布枚数が異なってくるのであれば、チラシのサイズはどうでしょうか？

2023年4月の配布統計から、チラシのサイズによって1日の配布枚数がどう変わっていくか見てみます。

どうやら、チラシのサイズは配布枚数に影響があまり無い様です。

これには、以下の理由が考えられます。

・大きいサイズのチラシでも、配りやすいサイズにまで折り加工を入れる。

・大きいチラシ（＝重いチラシ）は配布員が一度に全部持っていけないので、支店長が中継で持って行ってくれる。

まとめ

ここまでは

• ポスティングスタッフの1日の配布枚数
• 1時間の配布枚数
• 配布エリアの集合住宅の割合による、配布枚数の推移
• チラシサイズの配布枚数への影響